入門編 - eワラントを知ろう
初級編 - 流れに沿って基礎を解説
中級編 - eワラントの詳しい仕組み
eワラントの取引方法の解説と仕組み その2
- 回号を絞り込む
- それぞれのワラントには、一定の項目があらかじめ設定されており
自分の戦略に適した回号を買うことで「リスク」と「リターン」を調整することができます。
ここでは、各項目について簡単に説明しています。難しい理論などは中級編で。
例として、ソフトバンク コール 175回 を見てみます。
「満期日」とは、eワラントの償還金(受け取り)が発生する日です。
「満期日」に「権利行使価格」を超えていない場合(コール型) 受け取りが発生しないので、eワラントの価値は 0円になります。
今回の例では、2006/10/18 に株価の終値が 2000円以上でなければ eワラントの価値はなくなります。
eワラントは、「満期日」までの期間であれば、デイトレードなど好きな形で売買することができます。
リスク回避のため、満期日までに取引を終えたほうが安全でしょう。
「実効ギアリング」とは、レバレッジ(てこ効果)の大きさを示しています。
例えば、実効ギアリングが「10倍」のeワラントは、株価が3%の値動きをしたとき、eワラントでは30%の値動きがあることになります。
ただし、実効ギアリングは、満期日までの期間など、その他条件によって変動するため、1日〜1週間の短期の指標とするのがよいです。
デルタは、値動きの連動性を示します。
連動性とは、株価が 100円動いたのに、eワラントの価格は 0.1円も動いてくれない!とかそんな感じです。
値が大きいほど連動性が高く、値動きが細かいほどリスクは小さいです。
プレミアムは、満期日までeワラントを保有する場合の長期投資向け指標です。
満期日までeワラントを保有する場合、損益がゼロとなるためには、原資産の価格 (ここではソフトバンクの株価) が何%上昇したらよいか分かります。「損益がゼロ」とは、eワラントの購入に1万円投資した場合、満期日にそのまま1万円がそのまま返ってくることを言います。・権利行使価格 現在の値段と離れすぎているとリスクが大きい
・満期日 近すぎるとリスクが大きい
・実効ギアリング 現物と比べての値動きの倍率
・デルタ 現物との値動きの連動性
・プレミアム 小さいほどリスクは低い(満期まで保有する場合) - 販売価格と買取価格
- eワラントの価格をチェックすると2つの値段が表示されていることがわかります。
それが販売価格と買取価格です。
株でいう、売り気配と買い気配のようなものですね。
eワラントは、ザラ場方式ではなく、ゴールドマンサックスが値を決めるマーケットメイク方式なので販売価格と買取価格があるわけです。
・販売価格 = 投資家が購入する価格
・買取価格 = 投資家が売却する価格 (こちらがeワラントの現在値)
常に販売価格のほうが少し高く、この差を「スプレッド」と呼びます。 - 注文
- eワラントは 1,000単位でしか注文できないので注意して下さい。
5円のeワラントなら 5,000円必要です。
注文方式は、主に「指値注文」を使用します。
成行注文で買いたい場合には、大きめ金額を指定、成行で売りたい場合には、より小さめの金額(0.01円)などで注文するとよいでしょう。
マーケットメイク方式のため、ザラ場に並ぶ必要もなく市場価格が動けば即約定してくれます。
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